歌ってみた動画で著作権侵害の危険!懲役10年にならないためのアップ方法は?

youtubeで「歌ってみた」と検索すると、「歌ってみた」系の動画がたくさんヒットします。この「歌ってみた」動画を上げる際、注意すべき点があります。「歌ってみた」動画を作成するには、カラオケ音源が不可欠です。このカラオケ音源をどう入手するかというと、動画サイトからダウンロードする方法、市販CDに収録されているカラオケトラックをそのまま使用する方法、市販のCDの音源にそのまま自分の声を被せる方法が考えられます。

しかし、市販のCD音源をyoutubeにアップロードすることは、著作権侵害となり、削除対象になってしまいます。せっかく苦労して作った動画が水の泡になってしまうのは残念なものです。
それどころか、著作権者から、民事上の手続きとして、不法行為(民法709条)に基づく、侵害の差し止め、損害賠償、名誉回復措置などを請求されることになります。

さらに、著作権法は、刑事罰をも予定してます。著作権法119条1項で、権利侵害罪として10年以下の懲役と1,000万円以下の罰金のいずれか、またはその双方を科すという罰則が設けられています。いきなり刑事罰が科されるということは、ほとんど有り得ないのですが、市販のCD音源をアップロードすると、最悪、10年以下の懲役が科される可能性があるということを、心の隅にとどめておきましょう。

著作権侵害にならない音源

では、youtuberはどうすれば良いのでしょうか、以下、著作権侵害にならない音源の使い方を説明していきたいと思います。

まず、ボーカロイドの曲を使って、歌ってみた動画を上げる方法があります。ボーカロイドの曲の場合、製作者が曲の音源を提供し、使用できる許可を出してくれています。ですから、このような、製作者が使用許可を出してくれている音源であれば、許可をとらなくとも「著作権法違反」にはなりません。

ただ、曲の音源を作っていない場合や、作っていても使用目的が明確でない場合は、製作者にメール等で問い合わせた上で、動画を作成する方が無難でしょう。

ボーカロイド以外の曲の判断

ボーカロイドの曲以外の曲で歌ってみた動画を上げたいときはどうすればいいのでしょうか。

この点、ニコニコ動画では、ニコニコ動画内の楽曲検索で提供される曲については、CD音源の使用が許可されています。

ただ、ボーカルの入った楽曲と、カラオケの音源は管理が分かれています。ですから、ボーカル入り楽曲として出てきたからと使ってみたものの、実は「カラオケ音源は使用不可であった」ということがあります。使用したい場合は、使用できる音源であるかどうかを確認する必要があります。

youtubeの場合、上述したニコニコ動画のような楽曲の使用許可はありません。ですから、この場合にはカラオケ音源を自分で作ることになります。

作り方としては、ピアノやシンセサイザーで演奏してしまう方法や、DTMなどで打ち込んで作る方法があります。自分で演奏することができなかったり、打ち込みの知識や技術がない場合、誰かに頼んで演奏してもらったり、打ち込みをしてもらうことになります。

なお、youtube上では、曲のテンポを変えることによって、別の曲としてアップロードしている動画が見受けられますが、この方法でも著作権法違反になりますので絶対に真似してはいけません。

このようにyoutubeにおいて音源を使うことは、著作権法との関係でなかなか難しい面があります。方法を用いれば、歌ってみた動画も上げることは十分に可能です。頑張ってみましょう。

 

歌ってみた動画で著作権侵害の危険
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